2023年10月1日から
中古車は「支払総額」の表示が
義務化されています

支払総額とは?

中古車の購入時に必要な
すべての費用を含む金額です!
(支払総額)=車両価格+諸費用

ではなぜ「支払総額」が
必要になったのでしょうか?

中古車は「諸費用」を含めた
「支払総額」で比較すると安心だから

今まで
諸費用がいくらかかるかわからない・・・
広告には安価な「車両価格」が表示されていたが、
商談時に高額な諸費用を請求されたり、
「保証」や「整備」の購入を強要されたなどの
「表示された価格では購入できない」というトラブルが発生
 
今後
表示価格で購入できます!
※県外登録の場合や、店頭以外の場所に納車する場合、
お客様の要望に基づきオプションを付けた場合は、別途費用が発生します。

不適切な諸費用(納車準備費用等)を支払う必要はありません!

見積書に「納車準備費用」や「納車点検費用」、「通常仕上費用」等が
計上されているけど、何をする費用なの?

なんのために払っているのか分からない・・・

そんな疑問もこれからは・・・!
中古車購入時に必要な「諸費用」は、「保険料」、「税金」、
「登録等に伴う費用」に限られます。
※「登録等に伴う費用」は、購入者が行う手続きを購入者の依頼に基づき販売店が代行する場合に発生する費用です。

販売準備行為や車両の商品化のための費用は
車両価格に含まれます!

そもそも支払総額とは?

支払総額とは?
「車両価格」に、当該中古車を購入する際に
最低限必要な「諸費用」が加えられた価格のことです。

支払総額は、販売店の管轄の運輸支局等で登録(届出)した店頭納車の場合の
価格の為、県外登録の場合や、店頭以外の場所に納車する場合、
お客様の要望に基づきオプションを付けた場合は、別途費用が発生します。
「車両価格」とは?
店頭において車両を引き渡す場合の消費税を含めた現金価格で、展示時点で
既に装着済の装備(ナビ、オーディオ、カスタムパーツ等)を含む価格のことです。

該当中古車が「定期点検整備」及び「保証」を付帯して販売される場合、
その費用は「車両価格」に含めて表示されます。
「諸費用」とは?
保険料、税金、登録等に伴う費用(登録等手続代行費用)のことです。

諸費用に関して

諸費用は以下の通り
注文書にサインする前に内容をよく確認して、
お店の人に、何の作業にいくらかかるのか、きちんと確認しよう!

保険料
自賠責保険料 月割で算出(未経過相当額含む)
税金

(税金ではないが、税金に準じて扱うものも含む)

自動車重量税 車検取得時(月割はなし)
自動車税種別割 月割で算出(未経過相当額含む)
自動車税環境性能割
軽自動車税環境性能割
車両取得時(免税あり)
法定費用 車庫証明(証紙/印紙代)
検査登録(証紙/印紙代)
リサイクル委託金相当額 「車両価格」に含まない場合
登録等に伴う費用

(購入者が行うべき手続を購入者の依頼に基づき販売店が代行する場合に発生する費用)
管轄外登録(届出)費用、納車費用(店頭納車以外の場合)は、購入者により要否が異なるため、支払総額には含まれません。

検査登録手続き代行費用 検査登録手続き代行費用
検査費用(指定工場の場合)
車両持込費用(認定工場の場合)
車庫証明手続代行費用 車庫証明手続代行費用
管轄外登録(届出)費用 県外登録(届出)等、管轄外の運輸支局で
登録(届出)する際の追加費用
納車費用
(店頭納車以外の場合)
購入者の指定する場所に車を納車するための費用

では「諸費用」として不適切な費用(車両価格に含まれる費用)はどんなもの?

納車前の車両のクリーニング点検作業などの販売の準備行為や、
車両の商品化のための作業の費用、利益等は、
「車両価格」に含まれるべき費用なので、
名称の如何を問わず、支払う必要はありません。

「諸費用」として不適切な費用(車両価格に含まれる費用)
販売店が自動車を販売するにあたり、当然行うべき作業にかかる費用 「納車準備費用」や「通常仕上費用」等、納車前の「車内清掃」、「洗車」、「クリーニング」、「ワックスがけ」等の費用
納車前に最低限必要な点検・軽整備の費用や、実施が販売条件である軽整備等の費用 「納車点検費用」や「納車整備費用」等、納車前の「点検」や「オイル、バッテリー交換」等の軽整備の費用等

保証や定期点検整備の実施が条件である場合のその費用
その他、本来販売する自動車の「車両価格」に含まれるべき性質のもの 「土日祝納車費用」、「利益」、「販売手数料」、 「オークション陸送費」、「広告掲載料」等

「納車準備費用」等、「諸費用」とは言えない費用を
請求するようなお店から購入する必要はありません!
中古車購入の際は、見せかけの安価な「車両価格」ではなく、
「諸費用」の内容や、「諸費用」を含めた
「支払総額」で比較しましょう!